がまだし店長のすってんころりん日記
♪ 感動しました近江高校 ♪
滋賀県代表の近江高校は突然の選抜出場にも関わらず、どの試合も力強く勝ち進んでまさかの決勝戦へと駒を進めた。
コロナ感染で出場をあきらめた京都国際高校の思いをそれぞれの選手がしっかり受け止めて、より力強く戦ったのではないだろうか。
春の選抜は近江高校が大いに盛り上げたと思う。
残念だったのは、準決勝の時、ピッチャー山田君がデッドボールドで足に怪我をしてしまったことだ。彼は、痛い足を引きずりながら最後まで戦った。ピッチャーとしてキャプテンとして絶対負けられないという強い力が漲っていた。
9回裏の仲間の素晴らしいホームランで、決勝へと駒を進めた。
試合後の勝利監督へのインタビューで、30年の長きに渡って近江高校を率いてきた多賀監督はマイクを向けられて声を詰まらせた。言葉をひとつづつ噛み締めるように答える監督の声と言葉にこちらまでジーンと胸が熱くなってきた。
決勝戦は大阪桐蔭高校の圧勝だった。
近江高校ピッチャー山田君の勇士を、誰もが深く心に刻んだ清々しい春の選抜高校野球だったと思う。
2022年3月31日(木曜日)