2022年10月28日(金曜日)
日記「ほろ酔い気分でキッチン」
毎週、週刊文春に連載の平松洋子さんの「この味」を読んでいます。 フードエッセイの中に平松さんのユーモアのセンスが光ります。
今週は、ワインでほろ酔い気分になってキッチンに立つと、料理のアイデアが浮かび、楽しい気持ちで作ることが出来るとあります。
普段から、台所では笑顔で作るのと、怖い顔で作るのとでは、味も違うと聞いたことがあります。ご機嫌な音楽を聞きながらキッチンでステップしながらの食事作りにしたいと思います。
ゆとりのある時には出来るかも知れませんが、時間に追われていたりすると、笑顔でゆったりとはいかないものです。
子育ての頃は、一週間の献立を作って冷凍して保存したりしていましたが、それは、見えていた時代の事で、見えなくなってからは、毎日の食事作りが大変でした。
冷蔵庫の残り野菜や、昨日の残った食材を思い出しながら、余分に作らないように工夫していました。冷蔵庫は、毎日触って確認することが必要だと思います。
習うより慣れろとはよく言ったもので、見えない料理人も、それなりに自分の献立を作るようになりました。「それなりに」とは、私には有難い言葉です。
ちなみに、私が料理をする時に照明は不要です。暗闇でも明るくても、同じように作る事が出来るというのも面白いことです。