がまだし店長のすってんころりん日記
♪トイレットペーパーにひとこと♪
見えている時には何も感じなかったことのひとつに、公共トイレを使用する場合に色々不都合なことがあるんだなと気付きます。
水栓のボタンはどこにあるのやら?
すべて後ろのタンクの右側にレバーがあれば簡単なのに、どうして、センサーに手をかざすとジャーっと流れたり、点字のないボタンは、探偵もどきになってしまい、「えい!]とばかり祈るような思いでボタンを押すと、とんでもない非常ボタンだったり・・・。トイレを使いたくないと思っても、そうはいかない人間の体の仕組みです。
そうそう不満が先になってしまいましたが、今日のお願いはトイレットペーパーを使った後、ほんの5センチくらいで構いませんので、次の使用者に配慮していただきたいのです。どうして?と言われるでしょうから、理由をお話しましょう。
昔はトイレットペーパーの先を三角に折って出していました。聞いた話では、米軍の兵士たちが急に隊に戻る際に、使いやすいようにという命令があったそうです。
見える人でも見えない人でも、ペーパーをぐるぐる回しても先端が分からずに困った体験があると思います。私の知人にリュウマチの患者さんがいます。指先が細かく動かないので、ペーパーには、毎回苦労すると言っていました。それを聞いたとたん、私は、ペーパーを必ず5センチ位は次の人への思いやりにしています。心をちょっとかけてあげるだけで、助かる人がいるはずです。
それから最後に、ペーパーが残り少なくなっているのを見つけたら、新しい物に取り替えて下さい。見えないと、トイレの棚に沢山新品ペーパーがあっても、探せないのです。
見えない店長はこうして次々見つけてくるのです。
1月18日(火)