♪パラリンピック感動しました!♪
9月5日パラリンピックが閉会しました。テレビを見る事が出来ない私は、もっぱらラジオ中継を聞いて、いろんな場面を想像したり、メダリストの言葉を聞いて感動していました。
途中から病気や事故で障害になった人は、一時は、自分の未来が全く見えなくなっていたことでしょう。そこから、這い上がっていくにはどれだけの苦労があったのか、自分を重ねて思う時、周囲の人達に支えられた事への感謝が生まれます。メダリストが必ず口にする言葉は「感謝」でした。障害者になった時は、自分だけが取り残されたような気持ちで鬱々としていましたが、応援して下さる方々との出会いが、どれだけ励みになったことでしょう。一人で頑張った人はいないはずです。喜びの笑顔が証明していると思います。
人間の能力は果てしないのです。健常者として暮らしている時には、自分の体内に眠っている能力に気付かずにいますが、ひとたび、不具合が生じると、秘められていた能力が現れてくるのです。見えなくなって私は水泳を習いました。コースロープをうまく触りながら泳げるまで、3年かかりました。試行錯誤を繰り返し、それを自分で見つけた時の喜びは何物にもかえられません。元気な頃には気付かずにいた本当の「努力」の力を見つけることが出来ました。
スポーツの力は、一歩ずつ昨日とは違う自分の発見があり、気持ちを奮い立たせてくれる一番の栄養剤です。
パラリンピックのテレビやラジオ放送を沢山の人が観戦し、感動して何かを学んだことでしょう。それは、心にしっかりと刻まれた宝物です。くじけそうになった時、思い出して下向きになっている気持ちを立て直してもらいたい。夢に向かって頑張る人達へエールを送ります。
9月10日